お食事
<一般食・特別食>
入院中の食事には「一般食」と「特別食」があります。
一般食とはいわゆる普通食で、特別な制限のない食事です。特別食とは病気の治療のために何らかの制限をした食事です。
一般食は、常食、全粥食、7分粥食、5分粥食、3分粥食、流動食、嚥下訓練食、高血圧食があります。(高血圧食は減塩食になりますが、「特別食」には区分されません。)
特別食は、糖尿食、糖尿・減塩食、心疾患食、腎臓食、肝臓食、膵臓食、潰瘍食、低残渣食、脂質代謝食、貧血食、痛風食などがあります。
<漢方粥、玄米ご飯・玄米粥>
当院で提供している漢方粥、玄米ご飯などは、「特別食」ではありません。希望される患者さんにお出ししています。
漢方粥の種類として、くこ粥、山薬粥、蓮根粥、小豆粥、百合根粥、八宝粥、緑豆粥、はと麦粥、木耳粥の9種類があり、予定表に沿って提供しています。
漢方粥に炊き込む食材は、くこ、山芋、蓮根、百合根、小豆、緑豆、ささげ、大豆、白いんげん豆、えんどう豆、はと麦、木耳、生姜などです。
<玄米ご飯・玄米粥>
玄米ご飯は、小豆、大豆、黒豆の豆類、丸麦、はと麦、押麦、ひえ、あわ、きびの雑穀を1割ほど混ぜて炊いています。玄米粥は玄米のみで仕上げています。