放射線科

放射線科のご紹介

当院の放射線科では診断部門としてX線による画像検査を行っています。
ここでは各検査について簡単にご説明します。
なお検査に際しまして、洋服やボタンや金属類などは写真に写りこみ診断の妨げになりますので、検査の種類や撮影部位に応じた身支度を放射線技師がご説明しますので、ご協力をお願いいたします。

一般撮影

img_works6_1胸部や腹部、骨などのいわゆるレントゲン写真を総称して「一般撮影」といいます。
健康診断の胸部撮影や腰や膝など、多くの方が一度は検査を受けたことがあるのではないでしょうか?
X線を用いて体の中を調べることができ、全身の様々な部位を撮影します。病変や骨折の有無など診断しやすくするため、色々な向きやポーズで撮影します。

透視検査

img_works6_3X線を用いて胃や大腸、骨などの動画を観察しながら撮影する検査です。
造影剤(バリウムなど)を使っての消化管の検査や、各チューブの挿入と交換、骨を見ながらの整復などを行います。

CT検査

img_works6_2CT検査とは仰向けに寝ていただいてX線の機械が体のまわりを360°回転し情報を集め、コンピュータ解析し体のあらゆる部位の輪切りの写真を作り出す機械です。
CT検査には大きく分けて2種類の撮影法があります。

単純CT

造影剤というお薬を使わない撮影img_works3_3

造影CT

造影剤を静脈注射して行う撮影です。造影剤を使うことによって病変の存在、形態や性状などがより詳しく描出されます。造影剤につきましては予約の際に医師の問診を受けていただき、場合によっては使用できない場合があります。

乳房撮影

img_works6_4専用の機械を使用し上半身裸になり、乳房を圧迫版という板に挟んでの乳腺組織の撮影です。
より良い(診断しやすい)画像を撮影するために、乳房を均等に圧迫し、薄くのばすことが重要です。少し痛みを感じる方もいると思いますが、できるだけリラックスして臨んでください。
緊張が強いとうまくのばせなかったり、痛みを増強してしまうことがあります。